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呑んだくれ改めレッツゴー痛風日記


2007-09-26 本拠地最終戦

_ 本拠地最終戦

2007年9月26日、札幌ドーム最終戦、北海道日本ハムファイターズvs東北楽天イーグルスの試合を観て来ました。

当日は仕事を早めに切り上げて16:20にはドームに到着したのですが、入場者の長蛇の列が駐車場までとぐろを巻いており、いつになったらドームに入れるのかわからない有様。さすが最終戦。

本当は3塁側に陣取りたかったのですが、あまりの競争率に断念。1塁側で観戦することにしました。
まわりを見渡すと、楽天の18番のユニフォームを着ている方がたくさんいらっしゃいますな。今日はマー君の北海道凱旋試合となりますが、マー君応援部隊も準備万端のようです。
僕も生のマー君を見るのは京都外大西戦以来2年ぶりなので興奮せずにはいられません。

ピッチャー田中将大がアナウンスされ、マウンドにマー君が立つとドーム全体が暖かい声援で迎えてました。この日の観客(42,222人!)の9割はファイターズファンなんだろうけど、駒苫出身のマー君に対しては特別な愛情があるようですな。

さて、試合の方は予想通りダルビッシュ、田中両投手の投げ合いになりましたが、この日はマー君の出来がすばらしかったですね。

シーズン後半の疲れからかダルビッシュは制球が定まらず、ボール先行。ストライクを取りにいった球をうまくあわせられる感じで、苦しいピッチングが続きます。
失点したのは4回の表。
フェルナンデスの内野ゴロをダルビッシュが1塁悪送球。続くリックの打球は平凡なショートゴロだったが、選手会長金子誠が判断をあやまり三塁へ送球してセーフ。無死一三塁のピンチ。
ここで磯部にライト前にタイムリーを打たれてあっさりと1失点。

続く山崎にもヒットを打たれ、無死満塁の大ピンチ!

絶体絶命のピンチでしたが、ここで開き直ったのでしょうか、続く高須と嶋を二者連続三振に斬ってとり、渡辺をサードゴロに打ちとってピンチを切り抜けます。
いやぁ〜、長いイニングでした。よくぞ守りきった。

4回の裏、ダルビッシュの頑張りに応えるべく、打線の奮起を期待したいファイターズですが、3番稲葉、4番セギノール、5番工藤が三振、凡フライ、三振とマー君の前にあっさりと三者凡退に終わります。

いやぁ、しかし、マー君、すばらしいピッチングですな。
高校時代は若干の荒さのある若さが感じられましたが、1年目にして既にプロの貫禄が漂いつつあります。スタンドから見る限りでは球のキレもこの日のダルビッシュのそれよりも抜群によかったように思います。

ファイターズの逆転を信じる札幌ドームは毎回スタンドが青く染まりましたが、マー君の好投の前に三振、凡打の山を築き、8回まで2安打完封ペース。

回を重ねる毎にスタンド全体を負けちゃうかも感が漂い始めます。

そして迎える9回。ファイターズは1番ひちょりからの好打順。

しかーし、この日の攻撃を象徴するかのようにあっさり三振。攻撃の起点を作ることができません。
と、ここで、完封目前のマー君の制球がやや乱れ、足のある2番賢介に痛恨のフォアボール。
ようやく稲葉の前にランナーが進みました。ランナーはまだ1塁ですが、待ちきれない4万人のファイターズファンが祈るようなイナバジャンプ。
今までガマンしていたもの放出するかのように応援のボリュームがあがります。
しきりに牽制をして賢介の足を警戒するマー君。
が、しかし、賢介、執念の盗塁成功。

ふたたびイナバジャンプ。揺れるドーム。みなぎるボルテージ。
そして!!
パ・リーグ首位打者稲葉篤紀の同点タイムリー!!
マー君の球が甘かったのかもしれませんが、ベテラン稲葉の勝負強さが一枚上手だったようです。

続くセギノールを敬遠して一死一二塁。一打逆転の場面で代打坪井。
粘って粘ってライト前に抜けるヒット!
ここで二塁代走の紺田が三塁を駆け抜ける!
って、紺田、ちょっと暴走気味じゃねーか!?
タイミング的には24日のホークス戦で12回裏にホーム憤死してサヨナラが消えた場面と同じくらいアブナイぞ!?
ライトからはいい返球が返ってくる!
タイミング的にはアウトだが、どうだ!?

セーフ。

キャチャーのタッチをかいくぐってのセーフだったようです。
ホーム最終戦、ファイターズが劇的な逆転サヨナラ勝ちで優勝へのマジックを5としました!
場内総立ち!割れんばかりの拍手。喝采。
去年の優勝のような興奮はあと40年くらい味わえないと思いましたが、今年も北海道を盛り上げてくれてます。このまま連戦連勝でリーグ優勝を決めてもらいたいですな!!

いやぁ、しかし、客観的に冷静に振り返ると最後のあのクロスプレーはアウトだったと思います。
球場の雰囲気がビミョーな判定をセーフに偏らせたんじゃないか、と。
個人的には坪井さんのヒットで一死満塁となったところで、代打田中幸雄を見たかったですね。
きっと、サヨナラ逆転満塁ホームラーン。田中幸雄、現役最後のホーム戦お立ち台で涙!
なんてことになっていたんだろうなぁ〜。

試合終了後には今季で退団するヒルマンから挨拶。
各方面への感謝の思いを続けるヒルマン。
「アリガトゴザイマス、イワモトサーン」の言葉で岩本通訳がジーンときちゃったりしてましたね。

残り6試合でマジック5。
ロードの連戦は体力的にもつらいと思いますが、1つづつ勝ち進んで優勝してもらいたいですね。

Tags: 野球

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