呑んだくれ改めレッツゴー痛風日記
2015-09-27 【オフグリッドソーラー始めました】
_ オフグリッドソーラー始めました
今日から我が家も小さな発電所。自宅に小規模なオフグリッドソーラー発電を導入しました。
実は太陽光発電にはあまりいいイメージ持っていなくて、その理由はは電力会社による電気買い取り(売電)の仕組みがどうにも納得行かない(購入の原資は結局電気料金に上乗せされるので他の人の迷惑になる)というのと、自然エネルギーは効率よく送電することができないので技術的にまだまだだよなぁと思っていたことだったのですが、そうか売電・送電しないで自家消費すればよいのかということに気が付きまして、オフグリッド(送電網から切り離された)のソーラー発電を導入することにしました。
ということで、イオさんのDIYキットを購入して組み上げてみましたよ!
昨日は作業段取りが悪くて思いのほか時間がかかってしまい、組み上がった時には太陽さんが隠れてしまっていて発電の様子は確認できませんでしたが、本日晴れ間にカーっと日が照った時に発電の様子が確認できました!
左側のパネルの絵からバッテリーに矢印がでて13.1Vだよという図です。
早速PC・ケータイの充電、ステレオの音楽再生を試してみましたが問題なく動作しました。ヤッター!!
PCやステレオが太陽の力で、しかも自分で組み上げた発電システムで動くというのはちょっと感動。
日が当たらない時間帯にこの電気を使っているとちょっとづつバッテリーの電圧が下がってくるのが見て取れるので、今までよりも大事に電気を使う癖がつきそうです。
衣食住すべてをなるべく自分自身でつくるのがライフワークの僕達夫婦ですが、今後は衣食住に加えてエネルギーの自賄いにもちょっとづつ挑戦してきます。
小さな小さな発電システムなのでまだまだ家の電気の多くを北電さんに頼らざるを得ませんがこれからいろいろな可能性を試してみたいと思います。
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オフグリッドソーラーの仕掛けは実は結構単純で、ソーラーパネルで発電した電気をバッテリに充電してそれを使うというもの。パネルから直でバッテリに充電するといろいろ危ないので間にチャージコントローラーという充電を制御する装置を挟みます。あとはバッテリからDC/ACインバーターにつなげば電源がとれるのです!パネル
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チャージコントローラー
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バッテリー
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インバーター
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電気器具のように繋げばいいだけ。
ということで、上記のように接続するためにDIYしました!
まずは設置場所。
庭の畑をなるべく潰さないようにソーラーパネルに2x4材で下駄をはかせることにしました。
うむ、いい感じです。
屋内へのケーブルの引き込みはキッチンの換気口から行うことに。
庭から換気口を通して屋内の設置場所までは通すと約20mあり、付属のケーブルだと長さが足りないため、ホームセンターでVVFケーブルを購入して継ぎ足すことにしました。
付属ケーブル切断してVVFと接続してハンダ付け。仕上げにビニールテープで絶縁。
ハンダ付けとビニールテープだけで屋外に利用すると怖いのでPF管で保護することにしたのですが、20mのケーブルをPF管に通すのが実に大変だった!!!
途中でPF管にケーブルを通すコツをネットで調べてみると、ヤフー知恵袋が2階からPF管を鞭のようにしならせながら通すと楽だと教えてくれたので、試してみました。
するとスルスルと入った!
やった−!
PF管のお尻は水が入らないようにエアコン用のパテで埋めます。
ケーブルを換気口から入れていよいよ機器の接続。おそるおそるソーラーパネルの端子を接続すると、、、、
・・・・何も起こらず。日が暮れてしまったのでした。チャージコントローラーの表示部を見てもパネルからバッテリーへの矢印は白いまんまでござる。
とりあえずその状態でバッテリーからインバーターを繋ぎ、家にあまっていたランバーで目隠し&チャジコン固定で完成!!
明日の太陽を待つぜ。
翌日、太陽が顔をだしたときにチャージコントローラーを見ると、
おおおおお!発電している!
ということで、まずは完成。しかし、まだまだ。インバーターを経由せずに直流12Vでできることがたくさんあるようなので、わが家電力を参考にこれからいろいろ試してみまーす。