2002年8月 第1週
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2002/08/05 〜 2002/08/11
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月曜日
午前3時ごろに船内放送が響く。
あと1時間ほどで到着するとのこと。
船内はどきどきしている人やわくわくしている人で色めきたつ。
とりあえずデッキに出て小樽の港でも撮りましょうか。
暗い。あらあら、まだ日が昇っていないのですね。
むぅ。そんなに早いのですか・・・。
しばらくすることもないのでだらだらすごす。
品川からやってきたTMAX500の金子さんに北海道のお勧めスポットの場所を伝授する。
そうこうしているうちに船は港へ入っていく。
写真を撮りまくる。
バイク組の下船は一番最後です。
早くしてくれぃ。
バイク組の下船がはじまると皆さん水を得た魚のように大地に降りたっていった。
肉の木もいつもより右手を大きくひねってます。
前方にはVMAXの人が蛇行したり立ち上がったりしている。
浮かれすぎです。
5号線に入って海を臨む右カーブに飛び込むときに思わず「1/6の夢旅人」を歌ってしまいました。
R5は学生の頃に飽きるほど走った道ですが、単車で走るとかなり気持ちいいですな。
すばらしい。
しかも早朝は道もすいていてかなり流れがはやいっす。
結局札幌まで30分くらいしかかかりませんでした。
家に帰ってしばらくだらだらしていたが、どうにも暇なのでうずまさ号とお出かけすることとした。
とりあえずニセコでも行きますか。
R230をひた走り中山峠へ向かう。
中山の道の駅で新座からスクーターでやってきたおばちゃんと話す。
何でも7月下旬から北海道に渡ってきて、あらかた(礼文、知床、摩周、etc)まわったそうです。
すげ〜。つわものですな。しかも結構お年を召しているのに。
僕もがんばらなきゃ。
R276からちょっと寄り道をして京極の湧水を汲む。
その後、豊浦京極線をとおってニセコへ。
ニセコの道の駅の駐車場は砂利でまいった。
こけるっちゅーねん。
この日は午後から雨が降るというので早めに退散することとする。
そのままR5をとおって一路札幌へ。
途中、海鮮工房で食事をとろうとするも、超行列で断念。
普通に家に戻りました。
しかし200km近く走っているのに6時間くらいしか走らなかった。
やっぱり北海道ってすごいね。
家に帰ってくるといきなり雨が降ってきた。
やっぱりうずまさ号は雨ばいくか?
夜はチー!と花の木で飲む。
久しぶりに行くとちょっと改装されていてびっくり。
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火曜日
天気予報では今日は雨だったので昼過ぎまで寝ていた。
ところが
晴れているじゃあーりませんか。
PM3:00ごろにどうにも我慢ができなくなってうずまさ号のセルを回す。
とりあえず支笏湖あたりにいってみますか。
道道82号をとおってR2453へ向う。
82号を快適に走っていると「止まれ」って旗を持った人が飛び出してきた。
なんかこの人、制服着てるしヘルメットまでかぶっているんですけど・・・
「君、ちょっとスピードでていたねぇ。」
はぁ、そうですか。いったい何キロでていたんだろう?
「じゃぁ、機械の方確認してね〜」はいはい。で?
62キロしか出ていなかった。
こんなので捕まえるな!!と言いたい。
すっかり意気消沈。
おまけに支笏湖では久しぶりに立ちゴケ。
今日は厄日ですかな。
しかも家に帰ってくるとやっぱり雨が降ってくるし。
やっぱり雨バイクだね。
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水曜日
朝から金澤さんと荘一郎さんと温泉へ行く。
肉の木はうずまさ号で行こうかとも考えたが、天気が悪そうなので金澤さんの車で行くことにした。
今日も海鮮工房に行ってみた。
時間が早かったこともあり、並ばなかった。ラッキー。
しかーし、最近天気が悪いからか、今日はうにがやたらと高い。
肉の木の薄給では手が出ません。
仕方なくイクラ丼(680円)を頼む。
美味すぎる・・・。昇天しそうになった。
この値段でこの量とこの味。
北海道はやっぱりいいわ。
岩内(どうでもいいが、岩内の道の駅に貼ってあった「なまらいわない」というポスターが超気になる)からニセコパノラマラインを通って国民宿舎 雪秩父で温泉に入る。
硫黄泉と鉄鉱泉。
外は土砂降りだったが、めげずに露天風呂でくつろぐ。
幸せすぎる。
1時間ほど入浴して次のスポットへ移動。
次のスポットは薬師温泉。
何でも、どんな病気にも効くそうですぞ。
行くと、とんでもないところに露天風呂発見。
早速入ってみる。
・・・
すごいところだ。
露天風呂レベルがいきなり2級くらい上がりました。
はぐれメタル。
でも源泉にそのまま疲れる風呂なので効能100%。
気持ちよすぎです。
雨がどんどん激しくなってきたので中の風呂に入る。
ここも露天と同じく源泉にそのままつかれます。
ってか、入浴していたら下からぼこぼこ湧いてくるのがわかるんですけど・・・
微妙に泡が背中や尻をはうのが気持ちいいやら気持ち悪いやら。
結局、雪秩父と薬師温泉とで3時間くらい温泉に入っていた。
贅沢だ。
帰りは中山峠経由で帰りました。
途中で豊平峡でインドカレーを食べる。
前から食べよう食べようと思っていたのだが。
思いのほか美味かった。ってか、普通に美味かった。
家から30分圏内にあれば間違いなく週3回くらいいくね。
さて、明日は掃除の日です。
トイレと風呂と洗面所と台所を掃除します。
つまり水周り。
肉の木は家にサーバをたてていないのだけれども、今まで別に不自由を感じていませんでした。
でも、いまめっちゃ不自由です。
cvs commitして〜。
ってか、それだけなんだけれどね。
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木曜日
掃除をした。
トイレと風呂と洗面所と台所。
かなり疲れた。ちゃんとトイレのウォッシュレットがシュワワーと出てくるところも掃除したもんね。
偉すぎですな。
夜は親父と飲む。
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金曜日
ピンポンを見た。
かなり良かった。
窪塚のペコはどうかと思ったが、許せる。
作品の雰囲気も原作に近くてとても良い感じでした。
でも、竹中直人はダメだね。
夕方の5時から花の木で飲む。
マッチーさん、ボス、のび、金澤さん、大谷、チー!、中村さん、原田さん、小山さん、ダーリー、藤原さん、穴釜、あれ?まだいたかな?
結局2時近くまで飲んでた。
結構つかれましたな。
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土曜日
今日はフェリーに乗って帰る日です。
結局この1週間はずっと天気が悪かったっす。
苫小牧までの道のりに天気の不安をかんじたが、降水確率20%を信じて走った。
しかーし、途中で景気よく雨が降ってきました。
仕方なく制服装着、ツーリングバッグにもレインカバーをかけてがんばって走った。
うずまさはやっぱり雨バイクだ。
本当に腹が立ってきた。
フェリーに乗り込むときに前に並んでたシャドウのりの女の子がとてもかわいい。
これはぜひともお近づきにならなければ・・・
帰りのフェリーは行きのフェリーより設備が充実していない。
休憩室や食べ物屋が貧弱すぎてどうにもくつろげない。
しかも時間制限ありすぎ!
もう大洗航路は利用しないことにしよう
町田康の「くっすん大黒」を読んだ。
面白かった。
しかし、話の筋じたいは非常にくだらないのだけれど妙に真面目な小説のように感じられてしまう。
これはすごいことだと僕はおもう。
なんか小説の雰囲気が太宰治に似ているような気もするし(こう思うのも僕だけか?)
江國香織の「神様のボート」を読んだ。
パパとめぐりあうために旅を続けるママと娘。
物語はママの視点と娘の視点の語りで進んでいく。
パパとの「骨まで溶けてしまうような恋」を望むママ。
しかし、そこには恋を追い求める熱い想いのようなものは感じられず、ただじんわりと人を愛する気持ちが淡々と描かれている。
ママと娘の生活は非現実的とも思えるものであるが、娘の成長とともに微妙なズレが生まれる。
そのズレの中で小説の緊張感が徐々に高まっていき、クライマックスへと繋がる。
個人的には結末はちょっと余計だった気がするが、かなり良い小説だった。
江國文学の最高傑作との呼び声も納得がいく。
でも、肉の木的には「きらきらひかる」や「落下する夕方」の方が良かったと思うのだった。
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日曜日
朝日を写真に収めようと4時ごろに起きた。
外はまだ真っ暗。
小樽では午前4時には朝焼けが見られたけどなぁ。
しょうがないのでビールを飲んで寝る。
起きるとそこは夏の国だった。
果てしなく広がる大海原に降り注ぐ太陽。
機能までの天候とのあまりの違いにかなり戸惑う。
しばらくするとそろそろ大洗に到着するアナウンスが。
あらあら急いで準備しないと。
車庫の中ではやたら待たされた。
シャドウの女の子はしきりにメールを打っている。
ほとんどの車とバイクが出発したころにようやく肉の木が降りる番がきました。
船を下りると灼熱の太陽が降り注ぐ。あち〜。
ライダーズジャケットは脱いでしまおう。
ふと、見るとシャドウのあの娘が止まっている。
これは、さりげなくお近づきになるチャンスかもしれませんな。
その娘の隣にバイクを止めてヘルメットを脱ぐと、バルバルバルという音を立ててシャドウが出発していきました。
あれ〜?ちょっと遅かったか。
帰りはちょっと遠回りして3つ道の駅を廻ってきた。
かえってからきん家で飲む。
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今週の酒
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吉四六
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今週の一曲
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1/6の夢旅人
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今週の美味
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いかわた
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