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2002年5月 第4週
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2002/05/20 〜 2002/05/26
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月曜日
やっぱり腹の調子が悪いです。
定期的に襲う腹痛。鉛のように重たい腰。出しても出してもだし足りないうんこ。
単なる風邪だろうか。それとも何か変な病気にかかったのだろうか。
あまりに腹の調子が悪いので風邪だと思い込んで会社を休んだ。
久しぶり。会社休むの。
で、肉の木の理論では風邪は寝れば治るのね。
だからとりあえず寝てました。
起きたら17時半。とりあえず食わなきゃ治らないので食う。
寝る。
起きたら21時半。
ぼんやりする。
今日は一日部屋から一歩も出ず、誰にも遭わず、誰の声も聞かなかった。
で、そういうふうに世の中から隔絶された状態で一日が終わると認識したら。
急激に寂しくなった。寂しすぎて焦っちゃうくらい。
もう、どうしようかと思って。
自分がこんなに寂しがりやだと思わなかった。
普段ならこんなときにはどこかにのみに行くんだけれど、いかんせん体調がそれを許してくれないし。
で、紛らすために本をむさぼり読んだ。
江國香織の「冷静と情熱のあいだ Rosso」を読んだ。
立て続けに辻仁成の「冷静と情熱のあいだ Blu」を読んだ。
うーん、江國香織はいつもの江國ワールドがでていなかったなぁ。
ちょっといまいち。
Rossoの方が視点が割と「今」なんだけどBluの方は「過去と未来」だなぁと思った。
だからなんとなくBluの方が女々しいというか、こう過去を引きずってるなぁという印象。
それが小説の人物がそうなのか、単に二人の小説家の物語に対するスタンスの違いなのかはよくわからじ。
でもいまいちだったな。だったら宮本輝の「錦繍」でも読みますわ。
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火曜日
まだまだ腹の調子が悪いです。
微妙に下っているのだが、出すとウサギの糞のようなしょぼいのしか出ない。
いや、食欲が無いなんて高尚なものではなく、ただ食べる気が起きない。
っつーか、食べなくても平気。食べるのが面倒くさい、みたいな。
結局、今日は昼も夜もヨーグルトしか食べなかった。
村山由佳の「天使の卵」を読んだ。
この人の小説のなかでは 一番面白かった。
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水曜日
朝からトイレにこもりっぱなし。
おかげで遅刻してしまった。
多分大腸がんか過敏性腸症候群だろう。
な〜んて思っていたのだが。
丸子亭で麦とろ丼食べたら治っちゃった。
すごいぞ麦とろ。びびるぜ自然薯。やるじゃないか丸子亭。
復活祝いということで夜はたしらきときん家で食事をする。
いや〜、やっぱり美味いものをもりもり食べられるのは幸せだねぇ〜。
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木曜日
今日の肉の木の主な仕事は調査なのだ。
サーバと通信するJavaアプリケーションを作っているのだが、ひとつ問題があるからその原因を突き止めよう、と。
で、何が問題化というとサーバにめいっぱい重たい処理をさせるとクライアント側でサーバの応答をうけとれないんだな。
とりあえずサーバの受け口のServletの入り口と出口でログを吐いてみる
すると、あれ？なんか重たい処理させると2回リクエストが飛んでるよ。しっかり5分後に。
なぜなぜ？
挙句の果てに10分後にクライアントは勝手にエラーと認識しちゃったようです。
なんてワガママなやつだ。
WebSphereの設定にはタイムアウトいじるところなんてないしなぁ〜。
java側で設定されているタイムアウト値見ても無限大だしな〜。
何が悪いんだろう？
散々格闘した後に、IBM HTTP Serverのhttpd.confにTimeoutの設定をする箇所発見。
早速そこの値をいじってみる。
ばっちり上手くいきました。
どうやらサーバでタイムアウトを通知してそれであきらめていたみたいね。
晴れやかな気分で家に帰る。
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金曜日
また寝坊した。
っつーか、今日は仕事にならん。
休めばよかったかも。
でも仕事の話をだらだらしているといつのまにか23時になっちゃった。
30分一本勝負でのみに行くぞ。終電には絶対乗るけど。
･･･と、いうことで今終電の中。
この電車に乗るために小便我慢しました。
膀胱が破裂しそうです。なんとかしてください。
ようやく西葛西につくと、何かのみ足りないのでRAMBLEへ。
やっぱりしらきちがいました。
奴も相当な飲んだくれですな。
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土曜日
がんばって8時におきて歯医者に行く
8時ですよ。8時。
平日でもこんなに早く起きることはないっちゅーねん。
血をだらだら流しながら歯石を取ってもらうととてもいい気持ち。
ちょっとしみるぐらいがちょうどよし。
昼から会社に行く。
昨日の酒が残っているらしく結構つらいです。
がんばって仕事しているとょιさんが「お土産買ってきたぞ」と颯爽と登場した。
白熊でした。
で、焼肉をかけて白熊対決。
こてんぱんに負けました。
っつーか、勝負にならん。赤子の手をひねるようにやられました。
敗因は歯石を取ったことかしら。
負け犬のオーボエ。
夜にマサルさんの家に行く。
なぜかたしらき改めしらきちも一緒に。
鉄の意志で家に帰る予定だったのだが、気がつくと終電は無かった。
しらきちが「ずいぶん錆付いた鉄ですね。」と。ずいぶん失礼な奴だ。
最近毎週マサル家にとまっている気がするなぁ。
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日曜日
文化的な一日。
村上春樹の「国境の南、太陽の西」を読んだ。
僕はすごく好き。こういうの。
なんか、幻想とか超自然的な叙述とかは無くて、むしろ現実世界をしっかりと見据えた感じで。
人の感情とか性質とかの奥深いところ、人が意識でコントロールできない不明確なものをまっすぐに見つめた感じで。
で、この小説最後の一行がすごくいいのね。
俺には真似できない技だね。
しようとも思わないけど。っつーか、こんな発言すること自体がみのほど知らず。
詩のボクシング全国大会を見に行った。
面白かった。超面白かった。激しく面白かった。
最初はどうなることかと思ったときもあったけど、総じて面白かった。
正統派の朗読で聞かせる人もいる。
絶妙な間の取り方で空間を支配する人もいる。
七色の声色で楽しませる人もいる。
こちらは感嘆のため息をついたと思えば、腹筋で笑わされ、さらには深く考えさせられたり、と存分に他の島させていただきました。
自分の声（というか言葉）だけでここまでのパフォーマンスができる人らはやっぱりすごいね。
見習わなければ、と思った。（何を見習うんだ？）
圧巻だったのが、意味の無い言葉（っつーか音？）のみで朗読（？）した人。
何を言っているのか全然わからないんだけど、なにかストーリーを感じるのね。
何の意味のない音でだよ？
すごい。すごすぎる。
真似はしたくないけど。
なぜか夜中に「きらきらひかる」のビデオを見た。
ホモとアル中の夫婦の話。
例によって江國香織原作。
がっかりした。
本当にがっかりした。
脚本が駄目すぎ。以上。
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今週の酒
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北海道
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今週の一曲
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スターウォーズのテーマ
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今週の美味
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餃子
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