温泉三昧!!信州わがままツーリング
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温泉三昧!!信州わがままツーリング
2001/07/20 〜 2001/07/21
2001/07/20
私nikunokiも昨日で25歳になりました。四捨五入したら30歳です。はぁ。
そんなことはさておき、今回は信州に行きます。
今回のツーリングのメンバーは例によって、
さるきちさん、S川さん、みなみだ君、nikunokiの4人です。
みなみだくんは「2代目みなみだ号」に乗ります。
初代は再起不能らしいです。
今回のさるきちさんとの待ち合わせは9時に談合坂SAです。
時簡に余裕を持ってS川さんとみなみだくんとnikunokiは6時15分に西葛西を出発しました。
渋滞に巻き込まれながら談合坂SAに到着するとぴったり9時15分前。素晴らしい。
少し待つとさるきちさんの「赤いきつね号」が到着した。
赤いきつね号はモリワキのマフラーのおかげで到着したことがすぐにわかってしまう。
すばらしい。
談合坂を越えると中央道は快適に流れた。
双葉SAで休憩を取り、そのまま諏訪ICで降りる。
まだ昼です。
これからいろんなところをまわれそうですな。
今回の目的はビーナスラインを走ることと、温泉に入りまくること。
両方達成できそうです。しめしめ。
そういや、そろそろ小腹が減ってきた。
そろそろお昼にしましょうか。
信州に来たからには信州蕎麦を食べなければ!!
R299に入り、茅野有料トンネルを抜けると見えてきました。
おいしそうな蕎麦屋さん。その名も蕎麦の郷。
いいじゃないですか。美味そうじゃないですか。
早速、薬膳笹きり蕎麦なるものと、そば豆腐冷奴なるものを注文する。
出された蕎麦は期待を裏切らない味だった。
超美味しかった。しっかりとコシのある歯ごたえで、ほのかに香る笹の風味。
信州に来てよかった。
信州蕎麦の余韻に浸りながら出発しようとしたnikunokiにトンでもない事件その1が!!
なんとブーツの底が剥がれているじゃないですか!!
どうして剥がれてしまったんだろう?
ちなみにこのブーツ。某バイク用品店で3000円で購入した代物。それも2週間前。
さすが3000円。こんなに早くやられてしまうとは。。。
さるきちさんとnikunokiで熱のせいだとか、シフトチェンジが乱暴だからだとか
いろいろな分析をしたが、そんなことしてる場合ではない!
どうにかしてこの状況を打破しなければ。
幸い近くに靴屋さんがあったので、ボンドを購入する。
しかし、靴屋さん曰く。「そのボンド乾かしてからじゃないとくっつかないよ。」
ってマジですか?
しょうがない。靴の修理は今晩の宿で行うことにしよう。
剥がれているのはかかと側だから運転には支障ないでしょう。
気を取り直してビーナスラインを颯爽と走る。
うーん、さわやかだねぇ。すがすがしいねぇ。
でも若干道わるくないか?つぎはぎもあるでよ。
気のせいかシフトチェンジもスムーズにいかなくなってきた。
ってもしかしてまた剥がれ始めてる?
・・・やっぱり。
これは早く靴の売っているような場所へ行かねば。
しかし、これから先の道には店らしい店はないはず。
どうしよう?
とりあえず、次の目的地車山まで急ぎますか。
って、急ぐ気持ちとブーツを気にする気持ちがあいまって
nikunoki痛恨のミスコース!!
はぁ。
とりあえずどこかでUターンして戻りますか。
と、その時、nikunokiにトンでもない事件その2が!!
小道でUターンして再出発しようとしたその時に
バイクをこかしてしまった。
いとしのたつまき号は砂利に足をとられて見事に横倒しになってしまいました。
nikunoki公道初ゴケです。
一瞬呆然としたが、気を取り直してたつまき号を起こす。
エンジンをかけようとするが、こかしたおかげでなかなかエンジンがかからない。
標高が高いことも関係しているんだろうか。
その後も頭がぼうっとした状態で運転するが、どうも危険。
大門街道の途中の食堂でビニールテープを借りてブーツを修理。
ビニールテープでブーツをぐるぐる巻きにしただけだが、
ちょっときつめに巻いたこともあって、気持ちを持ち直すことができた。
やれやれ。
食堂のおばちゃん。ありがとー。
大門街道から再びビーナスラインに入り車山を目指す。
しかし、思ったよりライダーが少ないですねぇ。
車山ではnikunokiのワガママをとおして頂上へ上らせていただきました。
この日は天気がめちゃめちゃいいこともあって、すばらしい眺望でした。
来てよかった。
しかし頂上へ上る道でブーツがさらに裂ける。
とはいっても、もうなれたもの。ガムテープを借りてブーツの修繕。
楽勝だね。
車山を後にして、諏訪へ向かう。
霧が峰の心地よいワインディングを走りぬける。
抜けるような青空ととんでもなくいい景色。
その中をグネグネとバイクで走りぬける快感といったらないね。
素晴らしすぎる。
思えば去年伊豆に行ったときはこんな道は全然走れなかったなぁ。
ちょっとは進歩しているみたいです。
諏訪に到着すると、一路上諏訪駅へ。
なんとこの駅のホームには温泉があるのだ!!
うーん、楽しみ。
と思っていたら、時間が遅くてもうやっていませんでした。
しかたない、明日また来ますか。
温泉に入れなかったので、駅の向かいの店で靴を買うことにした。
やっぱり応急処置のブーツで運転は危険だし。格好悪いからね。
お店のお姉さんといろいろ話しながら靴を選び、いろいろ履いてみて靴を決めた。
ほくほく顔で店をあとにするnikunokiにトンでもない事件その3が!!
なんと社会の窓が全開じゃないですか!!!
ということは店のお姉さんの目の前でチャック全開で靴を履いていたわけね。
はぁ。今日のnikunokiはなんてついていないんでしょう。
昨日誕生日を迎えたばかりだというのにこんなにトンでもない事件が起こるとは。。。
気を取り直して今晩の宿へ。
今晩の宿は山王閣。
なんと下諏訪大社の境内にあるのだ。すばらしい。
泊まった部屋からは諏訪湖が一望できるし、大浴場には露天風呂があるし、
しかも夕食は美味いものが食いきれないくらい出てきました。
こんなにいい宿なのに宿泊料は7700円。リーズナブルだ。
そんなこんなでこの日はとても幸せな気分で眠りについた。
・・・はずだったが、そんなnikunokiにまたしてもトンでもない事件その4が!!
午前5時にけたたましくなる携帯。
見ればメールがきている様子。誰だよ。こんな時間に。ゆっくり眠らせてくれよん。
会社の先輩でした。
今、上高地にいるそうです。はぁ。なにもこんな時間にメールよこさなくても。
そこで丁寧に返信してしまうnikunoki。
するとまたもやメールが!!お願いだから眠らせてください。
2001/07/21
朝が来ました。
朝から諏訪湖を眺めながら露天風呂につかる。極楽だ。
さぁ、今日もたくさん走るぞぉ。
さて、昨日入ることができなかった上諏訪駅の風呂に入るぞぉ。
駅に行く途中ツーリングしているライダーとすれ違う。
お互いにピースサインで挨拶。
なんか、ツーリングしてるってかんじだねぇ。
さてさて、いよいよ入湯です。ところがS川さんとみなみだくんは入りたくない様子。
しかし、nikunokiとさるきちさんはワガママ炸裂。
所在なげな二人を尻目に温泉を満喫。はぁ〜いい湯だねぇ。
さすが、駅のホームにあるだけあって湯につかっている間にも
「2番線に電車が参ります」などとアナウンスが入る。
いやぁ〜極楽だね。ホームで待っている二人には悪いが、
nikunokiとさるきちさんのワガママコンビはすっかりくつろいでしまいました。
すっかりすっきりしたワガママコンビはさらにワガママ炸裂。
「片倉館に行きたい。」 そう。片倉館には千人風呂という風呂があるのだ。
これはぜひ入っておかねばならないでしょう。
少し道には迷ったが、すぐにたどり着いた。
片倉館はレトロでモダンな建物だった。とても温泉施設とは思えません。
風呂の中は大理石でつくられたモダンな感じ。
古代ローマを思わせるような彫刻もあり、なかなか素敵です。
浴槽は二種類。大きくて深い浴槽と、小さめのラドン浴室。
大きい方は頑張れば50人くらい一度に入れそう。さすが千人風呂。
深さは1メートルくらいかな。
底には真っ黒な那知黒石敷き詰めてあり、歩くと心地よい刺激が足の裏に。
お湯の温度はかなり高め。しかし、つかってみるとこれがとても気持ちいいんだなぁ。
絶妙です。
ラドン浴室は低温の湯。ラドンの効果を高めるために部屋に区切られている。
いい感じに蒸気がこもっていて、いい感じ。お湯の温度が低いのでいつまでもつかっていられるし、
疲労回復にも効きそうです。思わず長湯をしてしまいました。
極楽を味わっているうちにいつのまにか昼になってしまいました。
帰りの時間が気になるS川さんとみなみだくんをしりめにワガママコンビの暴挙はとまらない。
「昇仙峡に行きたい。」 やっぱりツーリングに来たからにはいい景色を見なきゃ。
諏訪からR20を延々とはしり、昇仙峡へ。
昇仙峡のふもとでタクシーの運ちゃんにつかまる。
運ちゃん曰く。「タクシーかバスで上まで行って歩いて降りてきたらいいよぉ。」
何もわからない我々はいわれるままにタクシーに乗り込んだ。
上までいき、影絵美術館なるものに入る。(これもタクシーの運ちゃんに無理やり薦められたから。)
影絵は素晴らしかった。
しかし、美術館内の喫茶店でお茶しているとお土産売りのおばちゃんが入れ替わり立ち代わり・・・
ってなんでここまでがんばるかねぇ。そんなにいわれても買わないよ。
ってS川さん買ってるじゃないですか。ひっかかっちゃだめですよ。
美術館をでて、遊歩道をテクテク歩く。
滝や、いたるところに見られる渓谷美を堪能しながら歩く。
いいねぇ。美しいねぇ。・・・といっていられたのも最初の10分だけ。
これ、どこまで下ればいいんですか?何キロ歩かせる気なんですか?
ここまでの運転の疲れと、日ごろの運動不足もたたってすぐに息があがる野郎四人。
散々文句をいいながら下ること、約1時間半。
もう、精も根も尽き果てました。
しかも遊歩道、車もバイクも走っているじゃないですか!!!
今ごろだまされたことに気が付く4人。
自分たちの浅はかさをのろいながら帰ることにする。
もう、昇仙峡になんか二度と行くか。
さて、帰りのコースについてまたまたワガママコンビ大活躍。
「R20で帰りたい。」
そう、nikunokiとさるきちさんは高速道路が大嫌い。
あの、走らされている感じ。運ばれている感じ。もうたまらん。
何のためにバイクにのっているんだ?
と、いうことで、4人はここで解散。
S川さんとみなみだくんは中央道→首都高で帰るそうです。
我々はのんびり甲州街道を通って帰ります。やっぱり下道でしょ。
途中、相模湖で渋滞にはまったが、無事に帰り着きました。
高速チームはnikunokiより3時間も早くついたみたいです。
ともあれ、二日間いろいろ走りましたが、とても楽しいたびでした。
この調子でどんどんワガママツーリングを続けていきたいなぁと思います。
次は猪苗代湖に行くぞ!!
ちなみにとんでもなく日焼けしてしまいました。
格好悪いなぁ。
今回の走行距離
........
490km
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Last modified: Sun Jul 14 00:53:55 LMT 2002